運営方針
令和4年度 基本方針
新型コロナウィルス感染拡大から早や二年、生命の危機。医療崩壊。人権侵害など様々なことが報じられ、私たちの生活も一変しました。私たち文化協会の活動にも大きく影を落とし、倉J作活動・練習もできず発表する機会も奪われるなど活動の足を止めてしまう事態ともなっています。
また今年2月から開始されたウクライナヘのロシアの軍事侵攻は全世界の人々に暗黒の闇をもたらしました。私たち人の想いに心を馳せて日々活動している者として、このことにも大きく傾注していくべきと考えます。
様々な世界的課題が私たち日常の活動にも大きく影を落とす中にあっても、県内で活躍されている多くの会員の皆様の日頃の活動や地域文化活動は、遅滞することなく前に進んでいく必要があります。
このような時代だからこそ原点に立ち返り、思考を重ね、一人ひとりの想いに耳を傾け、丁寧にそれでいながら大胆に改革・挑戦するため、次のとおりの具体的な取り組みを実施してまいります。
重点事項
1.組織強化を図るために具体的に次の事を強化します。
- 二部会、三役会及び理事会等の有効的な会議運営に努めます。
- 二部会の具体的な目標設定と推進を図ります。
- 事務局体制の整備、事務局会の定例化を図ります。
- 加盟団体の声を聴き活動に活かされる意見交換会の具体的開催を目指します。
2.加盟団体や会員を増やす努力をしていきます。
- 文化研究活動団体など発掘・加入を促進します。
- 学びの場の創造
生涯学習講座など学びの場を行政と連携し、会員確保につないでいきます。 - 県・市町村行政などとの連携
県も観光・文化・スポーツと一体となった振興を図ろうとしていることを考慮し、街おこし。観光イベント等の一翼を任せてもらうなど存在感を高めましょう。またそこに関わる様々な団体・個人とのつながりをきっかけに加盟促進につなぎましょう。 - 研修支援事業
県文化協会で人材育成のためのワークショップを開催します。各加盟団体の研修の場としても活用を促進します。 - 外国人留学生・技能実習生などの加入促進に努めます。
3.若い世代などへ文化をつないでいく活動に取り組んでいきます。
- 総文祭を活用した高校生との取組みを図ります。
- 日常的な中高校生などとの連携を図ります。
- 食文化などを担う若者たちとの連携―マルシェなどとの連携
- 外国人留学生・技能実習生などとの連携に努めます。
4.財政基盤の安定へ向け、しつかり努力を重ねていきます。
- 企業協賛等の拡大に努めると共に企業も納得していただける取り組みを展開します。
- 県事業等の取り込みなど検討してまいります。
- プロジェクトの進行と共に財政基盤の安定・拡充に向けた短期間で実施できることを拾い上げ実施します。
5.新しい時代に合った会議や情報発信のあり方を模索し、進めていきます。
- リモートでの会議、SNSを活用した情報発信、映像等で見せるプレゼンテーションなどに努めます。
まず、世界自然遺産登録記念県民文化フェスタinあまみ2022から始めます。 - 機関誌の充実を図ります。地域情報など加盟団体の情報提供など共に作ってまいりましよう。
- メディアの活用を促進します。
6.事業の研究・検討
- 世界自然遺産登録記念県民文化フェスタinあまみ2022の成功と共に次年度以降の県民文化フェスタの研究・検討を進めます。
- 県民文化フェスタ以外にも柔軟で有効な事業検討。新設・運営に努めます。
7.様々な支援活動
- 「人の想いに心馳せる」活動を続ける私たち文化協会は、芸術文化に親しむ環境にない人々への支援を実施して参ります。